WASILにさまざまなデザインを染色する前の工程、天然の繊維を漂白する晒加工のひとつを担う【小巾織物専用シルケット加工機】を御紹介いたします。
この小幅織物の専用となる機械は世界に1台しかなく、弊社が特注で製作。小さなものまで入れると数十万点の部品で構成されています。
シルケット加工とは、生地にテンションをかけて、濃度のある苛性ソーダで処理、表面を滑らかにして絹のような(シルキー)光沢を加える加工のことで、この加工によりソフトな手触りや高級感を出すことができ、染色性も向上させることができます。
この写真はシルケット加工機の途中工程である、テンター部です。
ここで、生地をタテヨコに方向に強くテンションを掛けて光沢と形態を安定させていきます。
このようなシルケット加工の各工程を全て終えるには120mもの長さの生地が必要となるんですよ。
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